暗号の話
とりあえずこれ
SNSとオフラインという曲のMVに応募してくれた春名風花ちゃんがぴったりだと思った理由と刺さってる矢と、表現が怖い僕と、僕の音楽をSNSを通して聞いてくれてる君にもっと不真面目でいいと思う野暮な話を書いてしまったのでメモとして置いておきます。https://t.co/XSJU7RkRQh pic.twitter.com/1HJI6ZAj8L
— 篠塚将行 (@sino_sstn) 2018年7月28日
この曲結構好きなんですけど「結構」止まりなんだよね
その理由を私は知っているのでその話をします
っていうかこのツイートの中にヒントというか答えがあって
それと、この曲は、意図的に、さらっと聞き流せるような曲にしてみました。わかる人にしかわからないように、君以外にばれない暗号のように。一瞬どこにでもある曲のように。
3枚目の画像のこの表現を私はとても好きだと思ったのでこの「暗号」という表現をめちゃくちゃ使っていきたい
この感覚はね 私「わかる」と思った
そしてこの感覚を用いてこの曲を聞くと「わかりやすすぎる」と思った
「SNSとオフライン」は私にとってとても易しい暗号だった
小沢健二さんのアルバム「我ら、時」の「笑い」でもそれっぽいことが語られているのだが 身内だけでわかることって選民意識を刺激されていいんだ
「SNSとオフライン」で歌われている内容はきっとわからない人にはわからないだろうと思うんだけど 結構みんなわかるんじゃないかな〜と私の感覚的には思ったの だから私がこれをわかることができても私は特別にはなれない
何かを好きになるときってわりと特別になりたいんですよ
「私にしかわからないだろう良さ」が足りないのでのめり込むほど好きにはならなかった
これねえ評価をしているつもりはないんだよ ただの自分語り
私の琴線に触れないことで作品の価値は決まったりしないから
いやごめん私の嫌いなものの中にはマジでクソだなと低評価下したくなるようなものもあるので心の底から言えることではないんですが
私の知ってる解読方法でギリギリ解ける暗号が好き
私は私にわかることと私の言葉をわかってくれることを「言語が同じ」と呼んでいた この表現も好き
結局物の好みは物の優劣で決まるんではなくて波長の近さで決まるもんでそれだけなんだ
この世で一番美しいものを誰もが一番好きなわけじゃないことをちゃんとわかっていたい
私の自分語りのために引き合いに出してしまったのでちゃんとフォローもしておこう
私はこの曲に一番救われはしないけど(と言うことが誰かを傷つけないのが健全な世界のあり方ならいいなあ) 私はこの「SNSとオフライン」という曲についてはすごく「存在していてほしい」と思っている
絶対にこれは傷ついた10代とかを救ってくれる曲なので…
傷ついた10代に聴かせたい曲ナンバーワンと言っても言い過ぎではないので…
あと私は「あの頃の自分を救うための何か」が好きでそのためにしか人に優しくできないので
この曲もそういう曲だと解釈してそういうふうにもこの曲が好きです
あれなんか結構好きじゃねえか いやだから「結構」つったじゃん そうだったそうだった
で こっから「100人に刺せることはロックなのか????」っていうまた別の話もわいてくるんだけど〜〜〜〜
「ロッキンユー !!!」も連載再開するし楽しみですね
最後にオススメだけしとこう